野性味が魅力!ベンガル猫の特徴・飼い方

ベンガル猫

性格/歴史

ベンガルは、1970年代のアメリカにて、イエネコとヤマネコを交配して作られた品種です。陽気で甘えん坊、社交的な性格が特徴です。野生の名残で、やや敏感な面も持っています。

ベンガルの誕生は、毛皮のために密漁されるヤマネコを憂えたブリーダーが、ヤマネコに似たペット猫を作ることにより毛皮への需要をなくそうと考えたことによります。

猫白血病ワクチンを作るためにヤマネコとイエネコのハイブリッド種を育成していた獣医から9匹を譲り受けたブリーダーは、さらに野生のインディアン・マウなどと交配して、ベンガルの基礎を作り上げました。

魅力

ベンガルの魅力は、小さなヒョウのように野性的な模様と美しい光沢のある毛並みです。

ベンガル猫

ロゼット(薔薇)」と呼ばれる二色のスポット模様を持つのはベンガルだけ

その毛皮の手触りはとても柔らかく滑らかで、撫で心地の良さは短毛種の中でピカイチと言われています。野性味を感じさせる筋肉質で大柄、がっしりとした体格も魅力です。

活動的で遊ぶのが大好き、猫同士だけでなく、人間の子供や犬とも仲良くできる社交性もあり、家族の一員としての触れ合いを満喫することができます。

飼い方

運動量が多く跳躍力がある猫種なので、運動不足にならないように気をつけてください

大型のキャットタワーを設置する、自由に動き回れるスペースを作ってあげるなどに留意し、十分に遊べるようにしてあげると良いです。

短毛種なので被毛のお手入れもほとんど不要ですが、1日~3日に一度はブラッシングをしてあげましょう。手で体に触れて異常がないかチェックすることも大切です。

寿命

ベンガルの平均的な寿命は14年ほどですが、なかには16才以上生きる子もいます。

気をつけたい病気

ベンガルには遺伝性の疾患も特になく、比較的病気に強い猫種と言われています。しかし、絶対に病気しないわけではありませんので、他の猫同様に健康管理に注意してあげてください。

少し神経質な面があるため、ストレス性の病気である神経障害や脱毛症、特発性膀胱炎膀胱炎などに注意。

その他、ベンガルだけの病気ではありませんが、ピルビン酸キナーゼ欠損症や皮膚疾患も、ベンガルがかかる病気としては多いです。

活発なため目に傷がつきやすく、角膜炎を発症することもあります。

価格相場

ベンガルの価格相場は、猫の平均よりは高くなる傾向があります。

血統や血統書の有無、背中の模様のタイプや毛の色によって価格が変動しますが、ロゼッタ模様が綺麗な子猫は特に高額となります。

ペットショップで見かけることはまだ少ないですが、扱っている場合は14万~35万円程度です。

ブリーダーから買う場合は17万~40万円前後、血統書付きの猫を専門とするキャッテリーから迎えるとなると30万円前後から、なかには50万円を越える子猫もいます。

野性味が魅力!ベンガル猫の特徴・飼い方

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