頭が良いから、しつけが難しいかも?ボクサーの特徴・飼い方

ボクサー

性格/歴史

ボクサーはドイツ原産の犬で、もともとは狩猟犬として飼われてきました。狩猟犬といっても他の犬とは違い、獲物にかみついて猟師がやってくるまで離さないという役割を演じていました。

狩猟犬であったこともあり、活発な面はありますが、本来は落ち着いた性格の持ち主で、飼い主や家族に従順です。頭もよく、好奇心も旺盛なので、訓練をしやすいという特徴も持っています。

逆にしつけの仕方が悪いと、攻撃的になることもあるし、他の犬や他人に向かって強い警戒心を示すこともあります。

魅力

ボクサー

ボクサーの魅力は、引き締まった筋肉とたくましい体つきにあります。その体格にふさわしく、しっかりとした足取りで、軽やかに歩きます。ボクサーの外見を見て、優雅さや気品が伝わってくるのはこれらの特徴のためです。

また、ボクサーは、しわの寄った顔やくぼんだ鼻、アンダーショートと呼ばれる受け口など、独特な風貌をしています。

体格といい歩き方といい風貌といい、堂々としている姿には凛々しさが感じられます。

また、見た目だけではなく、性格的にも知能を備え、勇敢であることから、非常に頼りがいのある犬です。

飼い方

ボクサーは運動好きなので、定期的に散歩をさせてあげないとストレスを感じるようになります。特に早足で2時間くらい散歩させれば、気分もよくなって、言うことをよく聞いてくれます。

また、ボクサーは夏が苦手で、暑い時期に長時間外で遊ばせるのはやめたほうがいいです。人間との接触を欲する面もあるので、室内で育てることをおすすめします。

しつけにおいては、叱ったりほめたりを適度に行う必要がありますが、あまりその度合いが過ぎると攻撃的な性格が出てくる場合もあります。

寿命

飼い方に注意すれば、ボクサーは10~12歳ぐらいが平均的な寿命となるでしょう。

気をつけたい病気

ボクサーによく見られる病気の筆頭が心臓病です。心筋症になったり、心臓の弁が狭窄してしまったりすることがありますが、突然死の原因にもなり、根治させることは難しいです。

次に発症しやすいのが胃捻転となっています。胃がねじれてしまう病気で、食後すぐに激しい運動をしたときなどに起こります。

胃捻転になると、食べ物が移動できなくなり、おなかが膨らんでいきますが、放置しておくと心臓にも影響が出て、死んでしまうこともあるので注意が必要です。

これら病気のほかには、アトピーや椎間板ヘルニア、腫瘍なども結構あります。いずれにしろ少しでも異常が見つかったら、獣医師にすぐに相談することが大切です。

価格相場

ボクサーの子犬の価格相場は10~15万円です。血統が良いものだと、20万円以上するものもありますが、普通に良質なボクサー犬を買い求めるのならば、そこまでこだわる必要はないでしょう。

購入方法としては、ブリーダーから直接仕入れることもできるし、ペットショップで買い求めることもできます。

購入する場合は、生体保障がついているかや混合ワクチンの接種が済んでいるかも確認する必要がありますが、普通はこれらの料金も販売価格に含まれています。

アフターフォローの行き届いたところから買い求めると、その分価格が上乗せされますが、後々のことを考えると決して無駄な費用ではありません。

頭が良いから、しつけが難しいかも?ボクサーの特徴・飼い方

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