ボディタイプ別の猫の分類。体型の特徴から6つに分けられる

猫の起源は、ネズミを捕獲させる目的で飼われ始めたヤマネコを家畜化したものと考えられています。農耕社会のはじまりとともに、人に飼われるようになったようで、約1万年前には飼育されていたとされています。

最古の飼育例は、キプロス島の約9,500年前の遺跡から見出される。また、今日のイエネコの直接的・系統的起源は明らかではないが、紀元前3000年ごろの古代エジプトで固定化されたものと言われている。

ネコ – Wikipedia

そんな猫ですが、体格の特徴から6種類のタイプに分類されています。

それぞれの猫種が育ってきた土地の気候や環境によって、骨格であったり、筋肉の付き方であったり、手足の長さであったり、体型に違いが出てきました。

ここでは猫のボディタイプ別の分類を紹介します。

コビー

エキゾチックショートヘア

エキゾチックショートヘア、バーミーズ、ペルシャヒマラヤン、マンクスなど

コビーは、胴が短くて、肩や腰幅も広いがっしり型の体型です。大きな特徴として、頭部は丸く、短めの尾と丸みのあるポー(足の先)をもっています。

セミコビー

アメリカンショートヘア

全体的にはコビーに近いが、四肢、胴、尾がやや長いのがセミコビーです。ポーは丸みがありますが、コビーほど大きくはありません。

フォーリン

ソマリ

アビシニアン、オホースアズーレス、ソマリ、ジャパニーズボブテイル、ロシアンブルーなど

スラリとスマートな体型なのがフォーリンです。しかし、同じくスリムなオリエンタルと比べると、それほど極端に細いタイプではありません。

セミフォーリン

アメリカンカール、エジプシャンマウ、スノーシュー、スフィンクス、デボンレックス、トンキニーズなど

オリエンタルとコビーのちょうど中間に位置するのが、このセミフォーリンタイプです。頭部は丸みのあるくさび形で、ボディはやや短くずっしりしています。

オリエンタル

シャム

オリエンタルショートヘア、シャム、ターキッシュアンゴラ、オリエンタルロングヘア、コーニッシュレックスなど

コビーの対極とされるタイプが、シャムに代表されるオリエンタルです。くさび形の頭に細くしなやかな胴、長い四肢とムチのような尾が特徴となっています。

ロングアンドサブスタンシャル

ノルウェージャンフォレストキャット

サイベリアン、ノルウェージャンフォレストキャットメインクーン、ターキッシュバン、バーマン、ヨークチョコレートなど

上記の5つの分類に属さないのが、ロングアンドサブスタンシャルです。いわゆるその他ですが、一番長い名称という……。日本語に訳すとボディが「長く、がっしりした」という意味になります。

ボディタイプ別の猫の分類。体型の特徴から6つに分けられる

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