遊び好きだけど少々攻撃的?ミニチュア・ピンシャーの特徴・飼い方

ミニチュア・ピンシャー

性格/歴史

ミニチュア・ピンシャーはとても遊びが好きな犬種です。

ときには勇ましく、また気性が荒いという性格を持ち合わせています。さらに、神経質でプライドも高く、先手必勝で噛みついてくる、多少攻撃的な性格です。

ミニチュア・ピンシャーの起源については具体的なことはわかっていません。

有力な説によると、元々スカンジナビア半島にいたピンシャーをドイツで小型化させられて誕生した犬種が、ミニチュア・ピンシャーだと言われています。19世紀のドイツの絵画にもミニチュア・ピンシャーが描かれているので、ざっと300年以上の歴史をもつ犬種です。

魅力

ミニチュア・ピンシャー

ミニチュア・ピンシャーの魅力は、なんといってもスレンダーで筋骨隆々としたそのフォルム。そして、好奇心が旺盛で遊び好きなうえ、ありあまる体力を誇っていることです。

そのため、飼い主に遊び相手になるように訴えてくる、かわいらしい一面もあるようです。

加えて、小型犬にもかかわらず、興味をもったことには恐れず果敢に挑戦する、不屈の精神を持ち合わせています。

プライドが高く攻撃的な性格ですが、飼い主などの信頼している人とは積極的に意思疎通を行います。

飼い方

ミニチュア・ピンシャーは室内犬なので、家族の目が届く室内で飼うようにしましょう。

遊び好きな犬種なので、ありあまる体力を消化するためにも1日30分ほど室内で運動をさせてあげることが大切です。

また、毛が短く寒さに弱いので、冬には服を着せる、ペットヒーターを入れるなどして、防寒対策をしてあげましょう。元々攻撃的な性格のため、吠え癖がついてしまうとなかなか直らないので、子犬のときから注意してしつけるようにしてください。

寿命

ミニチュア・ピンシャーの寿命は、だいたい12歳から14歳です。

気をつけたい病気

ミニチュア・ピンシャーを飼ううえで気をつけたい病気は、レッグぺルテス病です。レッグぺルテス病とは、大腿骨頭への血行が阻害されることで、大腿骨頭が壊死してしまう病気のことを言います。この病気の症状は、脚を引きずる、脚に力が入らないなどで、成長期に見られることが多いです。症状が見られた場合、すぐに病院に行って検査をしてもらいましょう。症状が軽いうちに手術をすれば、リハビリを行うことで、元のように問題なく走ったりできるようになります。

価格相場

ミニチュア・ピンシャーの価格相場は、一般的に10万円から20万円と、販売元によって大きく幅があります。

ミニチュア・ピンシャーはメスのほうが値段が高く、黒よりも黄褐色の毛色のミニチュア・ピンシャーのほうが値段が高いです。

また、生後3か月以内だと価格は20万円ほどで最も高くなりますが、生後4か月を超えると少しずつ価格が下がってきます。そして、生後1年を過ぎた場合は、10万円をきって販売されることが多いです。

遊び好きだけど少々攻撃的?ミニチュア・ピンシャーの特徴・飼い方

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