貴婦人に好まれていた?気品を感じるパピヨンの特徴や飼い方

パピヨン

性格/歴史

16世紀頃のヨーロッパでは貴婦人がパピヨンを飼うのを好み、マリーアントワネットもパピヨンを飼っていて、とても可愛がっていたと言われています。

見た目からも気品を感じる犬種で、甘えん坊な性格のうえに賢さも兼ね備えているため、屋内でも飼育がしやすいということも人気の理由の一つでした。

パピヨンの性格はとても人懐っこくて、明るく朗らか。社会に順応性もあり、飼い主にも従順でとても知的な犬種です。

しつけもきちんと学習するので、飼い主と良い関係を築くことができます。

魅力

パピヨン

パピヨンの魅力は、蝶のような気品のある優雅な耳と明るくて友好的なところです。飼い主にいつも優しく寄り添ってくれるため、穏やかで楽しい時間が過ごます。

知能指数も高いためしつけは子犬のうちからしっかり教えておくと、成犬になってからの飼育がとても楽になります。

パピヨンはシングルコートの犬種で抜け毛も少なく、毎日のお手入れも簡単で体臭などもほどんどありません。

活発に運動することが大好きな犬種で、一緒にボールやおもちゃで遊ぶこともできます。

飼い方

パピヨンは、肥満に気をつけながら栄養のバランスが取れた食事を与えることが大切です。

7歳を超えてくると毛の色が少し白くなってきたり動きも少しずつゆっくりにはなりますが、おやつの与えすぎなどで肥満にならないように気をつけることで健康を維持することができます。

寿命

パピヨンの寿命は平均でおおよそ12年~15年になります。

7歳を過ぎたら定期的に健康診断を受けたり、散歩を毎日欠かさないことやストレスを感じさせない生活を送ることも重要です。

気をつけたい病気

パピヨンが気をつけたい病気は、膝蓋骨脱臼アレルギー目の病気全般などです。

パピヨンは犬種がなりやすい特有の疾患も比較的に少ないため、シニアの年齢になっても大きな病気をすることもなく元気に過ごせることが多い犬種です。

ただ、肥満には注意が必要な犬種で、体重が増えてしまうことで足に負担がかかり膝蓋骨脱臼を起こしやすくなります。

膝蓋骨脱臼になるのを防ぐためにも段差に気をつけて生活をしたり、フローリングの部屋には滑り止めマットを敷くなどの対策も必要になります。

価格相場

パピヨンの平均的な価格の相場は、約10万~35万円です。性別や血統、毛並みや容姿なども価格を左右します。

パピヨンのメスは子供を産むため価格も高くなりがちで、生後の月日があまり経過していない子犬の価格も高めです。子犬の時期に耳があまり蝶のようになっていなくても、成犬になると優雅な耳に変化するので心配は要りません。

体型や身体に異常がないかということも価格に関わります。子犬の頃の顔立ちは成犬になっても影響するため、凛々しい顔立ちのパピヨンは価格も高くなりがちです。

貴婦人に好まれていた?気品を感じるパピヨンの特徴や飼い方

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