ゴージャスな外見とは裏腹に温和で大らか!ペルシャ猫の特徴・飼い方

ペルシャ猫

性格/歴史

猫界の王様とも言われ、ゴージャスな外見が目を引くペルシャ猫。しかし、その性格は外見からのイメージとは異なり、わがままな振る舞いをすることが少ない温和で大らかな性格の子が多いと言われています。

室内を走りまわったり声をあげて鳴いたりすることも少なく、静かに過ごすのが好きな猫です。

また、甘えん坊の一面があるため自らすり寄ってくることもありますが、本来マイペースな気質ので、長時間抱かれたり干渉されたりするのはあまり好まないようです。

魅力

ペルシャ猫

ペルシャ猫と言えば多くの人が、ふわふわした長い毛を思い浮かべるのではないでしょうか。長く美しい毛並みこそペルシャ猫の一番の魅力と言えます。

毛色も様々なバリエーションがあり、代表的なものとしては、チンチラやヒマラヤン、シルバー、スモークなどが挙げられますが、それぞれ美しい特徴を備えています。

また、小さな耳とまん丸とした大きな目、そして、つぶれたような低い鼻なども愛嬌があり、ペルシャ猫のチャームポイントだと言えるでしょう。

飼い方

ペルシャ猫を飼う上で大切なことは、まず美しい毛を保ち毛玉ができるのを防ぐため、こまめにブラッシングしてあげることです。

また、毛が長いことに加えて、ペルシャ猫のように鼻面が低く鼻の穴が小さい猫は呼吸がスムーズにいかずに体温調整が苦手な子もいるため、室内温度をきちんと管理することが大切です。

寿命

ペルシャ猫の寿命は、一般的な猫の平均寿命と同じかそれより少し長めだと言われています。

一般社団法人ペットフード協会の平成28年全国犬猫飼育実態調査では、猫全体の平均寿命は15.04歳と発表されていますが、ペルシャ猫の場合、だいたい15〜20歳くらいがまで生きる子が多いようです。

気をつけたい病気

ペルシャ猫に多いと言われる代表的な病気の一つが、先天的にかかりやすいとされる「多発性嚢胞腎」です。

これは、腎臓内部に水分の詰まった嚢胞が数を増やしながら大きくなっていくことで、腎臓の働きが低下してしまう病気です。一度発病してしまうと元には戻らない不可逆的な病気なので、特に気をつける必要があります。

また、「流涙症」にもかかりやすいと言われています。鼻が低い猫種に多い目の病気で、症状として、涙がうまく排出されず、常に目頭に溜まってしまうことなどがあげられます。

価格相場

ペルシャ猫を入手するには、ペットショップやブリーダーから購入する方法があります。その場合の値段の相場は、一般的に平均15万円程度です。

ただし、毛の色、血統、顔、月齢などによって、10〜20万円程度の開きが出てきます。

特に、毛の色がゴールドやシルバー、ブルー、ブルーゴールデンのペルシャ猫はチンチラと呼ばれ人気があるため、一般的なペルシャ猫と比べて価格相場が数万円程度上がると言われています。

ゴージャスな外見とは裏腹に温和で大らか!ペルシャ猫の特徴・飼い方

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