性格/歴史
柴犬は愛嬌があり、飼い主に対して従順な姿勢を見せてくれます。従順な性格ですから、しつけもしやすい犬です。賢い犬種の1つでもあるので、しつけとして行ったことを覚えてくれるタイプでしょう。
柴犬は古くから血を受け継いでいる犬種で、縄文犬や弥生犬も柴犬の系統に分類されています。日本では本州で人気を集めていた犬です。主に狩猟を行う際に一緒に行動するために飼われていましたが、第二次世界大戦後に食料が少なくなってしまったことで頭数が激減しました。
魅力
柴犬の外見的な魅力で言えばバランスの良い体型をしているところでしょう。
バランスの良い体型は健康的に見えるので、飼い主に元気を与えてくれるかもしれません。派手さはありませんが、凛々しい風貌は聡明な判断を行える犬という印象を受けます。
柴犬は小柄な体をしているのが特徴ですが、運動を行うことが好きな犬種です。積極的に外出を行いたい人にとっては良いパートナーとなってくれるでしょう。自然が溢れる野山を散歩している光景は柴犬に適しています。
飼い方
柴犬は初心者にとっても飼いやすい犬種となっています。ストレートで短い毛はブラッシングを行う程度で済みますから、手入れが難しくないでしょう。
体質的な面でも丈夫な犬ですから、体調を崩すケースは少ないはずです。
寿命
柴犬の平均寿命は15歳前後です。犬の中では比較的長生きな犬種に分類されます。
できるだけ長生きをさせてあげたいと考えている場合には室内で飼育する方が良いかもしれません。外で飼っていると病気にかかりやすい可能性があるからです。
気をつけたい病気
柴犬は丈夫な犬ですが、発症しやすい病気があることを知っておきましょう。アトピー性皮膚炎や白内障、角膜炎などが発症しやすい病気です。
アトピー性皮膚炎は目や顔をこすっているときや体をかいているとき、皮膚が赤く変色してしまっているときに注意が必要になります。白内障は黒目が白く濁っていることが特徴で、角膜炎は涙が止まらなくなっていることが特徴です。
発症しやすい病気には特徴があるので、普段から観察していると気付きやすいでしょう。
価格相場
柴犬の価格は毛色や季節によって変動します。
毛色で言えば赤い色の柴犬は5万円から20万円、黒であれば10万円から18万円、白であれば16万円前後、ゴマ色は10万円から18万円となっています。
季節で言えば3月から5月にかけての暖かくなる季節に需要が高く、値段が上がっているでしょう。冬場は寒さが起因して需要が下がっているので、価格も低く設定されています。
安い値段で買いたい場合には11月から2月までの冬場を狙うと良いです。
