そんな品種は存在しない?ミニウサギの特徴と飼い方

ミニウサギ

性格/歴史

ミニウサギは一言で言ってしまえば雑種のウサギ。交雑種のウサギの総称なので、ミニウサギという品種はありません

文字どおり小さいともかぎらず、耳の形や大きさ、毛の長さや毛色も様々です。純血種のウサギに比べてリーズナブルな価格で購入できますし、好みの個体を選ぶことができるので人気です。

人懐っこくておとなしい性格をしていますが、中には臆病な個体もいます。ただ、おっとりとした一面がある一方で、気性が荒くなる一面も。機嫌が悪いと足を踏みならしたり、うなったりします。

魅力

ミニウサギの魅力は、可愛らしい見た目となつきやすい性格です。

交雑種のため見た目は個体によって差がありますが、種類が豊富なので自分好みのミニウサギを選ぶことができます。

ミニウサギ

また、人懐っこくておとなしい性格ですが、喜怒哀楽の表現が豊か。機嫌が悪く不機嫌な時も表情に出るので、その表情を見ていると可愛くて仕方なくなるのではないでしょうか。

体が丈夫な個体が多く、初心者でも飼いやすいのも魅力の一つです。

飼い方

丈夫で飼育しやすいミニウサギですが、暑さや寒さに弱いところがあるので、温度管理に気をつけましょう。適温は24~26℃が目安になります。

また、触りすぎるとストレスで気性が荒くなったり、体調を崩すことがあります。特に、触りたくなる飼い始めは気をつけてください。

食事はウサギ専用フード「ペレット」や牧草が主食となります。時々、リンゴなどの果物や人参・キャベツといった野菜をあげると良いでしょう。

寿命

ミニウサギの寿命は5年~10年程度と言われています。

交配により、体が丈夫な個体が多く、純血種よりも寿命は長いです。中には10年以上生きたケースもあります。

気をつけたい病気

かかりやすい病気として、熱中症や風邪、目の病気が挙げられます。

ミニウサギは暑さや寒さに弱いので、熱中症や風邪にかかりやすいので、飼育環境の温度管理が大切です。

結膜炎や白内障、緑内障など目の病気にもかかりやすいです。治療が遅れれば失明するおそれがあるので、目の充血や目やに、涙が多いといった異常が見られたら、すぐに動物病院に行くようにしましょう。

また、他のウサギと同様に毛玉症や尿石症、不正咬合にも注意が必要です。

価格相場

ミニウサギは1羽あたりの値段は6,000円~8,000円程度です。交雑種ということもあり、比較的リーズナブルな価格で購入可能です。

毛の長さや毛色、大きさで値段が変わり、珍しい毛色や長毛種の場合に価格が高くなる傾向があります。

ペットショップやうさぎ専門店で販売されているので、そこで購入することになりますが、交雑種なのでうさぎ専門店では取り扱っていないところも少なくないので注意してください。

そんな品種は存在しない?ミニウサギの特徴と飼い方

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