ちょこちょこ歩く姿が愛らしい!ミニチュア・ダックスフンドの特徴と飼い方

ミニチュア・ダックスフンド

性格/歴史

ミニチュア・ダックスフンドはダックスフンドの一種です。

その起源は古く、古代エジプトの壁画にダックスフントと酷似する犬種が刻まれているとも言われています。現在多く見られるものはスイスのジュラ山脈に生息していたジュラ・ハウンドがその祖先とされ、中世の頃にドイツやオーストリアで基礎犬が作られたとされています。

アナグマの狩猟のために作られた犬ですが、19世紀ごろにはアナグマだけでなくネズミやアナウサギなどを狩猟するために改良されてミニチュア・ダックスフンドが生まれました。

その性格は友好的で落ち着きがあるのが特徴です。ただ狩猟犬のため、時には攻撃的だったり負けず嫌いな一面も見られます。

魅力

ミニチュア・ダックスフンド

ミニチュア・ダックスフンドの魅力はその短い足で歩き回るかわいい姿にあります。体長は体高の2倍の長さで引き締まった筋肉質な体格をしています。

また被毛は短いスムースと柔らかくて長いロング、硬くて長いワイアーの3種類があり、3種類ともに垂れた耳が特徴です。

陽気で好奇心が強い性格なので一緒に暮らしていてコミュニケーションがとりやすく、また訓練やしつけをしやすい賢さ順応性の高さを持っていることも人気の理由です。

飼い方

ミニチュア・ダックスフンドは好奇心旺盛で遊び好きのため、毎日1時間程度の散歩のほか、ボール遊びなどのゲームの時間を作ってあげるとよいでしょう。

家族に対して愛情豊かな側面があるものの、外の人間に対しては非常に強い警戒感を持つので、小さい頃から社会性を身につけさせてあげることも大切です。

また自立心が強いので甘やかしすぎるとわがままになってしまいます

寿命

寿命は14歳から17歳くらいで小型犬の平均的な長さです。

気をつけたい病気

ミニチュア・ダックスフンド全般ではありませんが、両親がまだらの色があるダップルという毛色だった場合や明るい灰色や白が多いなど珍しい毛色だった場合に気をつけたい特有の病気があります。

白い毛色の遺伝子が原因で目や耳に障害を持っていたり内蔵に疾患を持っていたりする確率が高いことがあげられます。

特に両親がダップルだった場合はダブルタップルと呼ばれ、障害を持って生まれてきている可能性が高いので注意が必要です。

そのほか短足胴長の犬がかかりやすい病気として椎間板ヘルニアがあります。また足が短く地面に近いところで生活しているため、夏には熱中症にかかりやすいので気をつけましょう。

価格相場

ミニチュア・ダックスフンドは人気の高い犬種でペットショップやブリーダーでも多く取り扱われており、価格の相場は15万円から30万円ほどです。

特に人気の高いのは被毛がロングタイプで価格も少し高めなことが多いです。

また珍しい毛色の子犬やダップルコートと呼ばれるグラディエーションがかったカラーの子犬も価格が高くなる傾向があり、ほかにも目の大きさや体の大きさなどの容姿によっても価格は変動します。

ちょこちょこ歩く姿が愛らしい!ミニチュア・ダックスフンドの特徴と飼い方

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