性格/歴史
ポメラニアンはスピッツが祖先だといわれており、ポメラニアンという名前はドイツのポメラニア地方に由来しています。
かつては牧羊犬や番犬として活躍していましたが、様々な犬種との交配でどんどん小型化され現在のポメラニアンが誕生しました。
性格は明るく好奇心も旺盛な一方、吠え癖があるという一面もあります。
自立心も高く1匹でもうまく過ごすことができ、堂々とした性格をしているので初対面の人や犬ともすぐに打ち解ける傾向があります。
魅力
ポメラニアンの魅力は、なんといっても愛くるしいルックスです。
毛がフワフワとしているので触り心地もよく、全体に丸っこいフォルムは自然と見る人を癒してくれます。大きく黒目がちな瞳で、顔が可愛らしいのも大きなポイントです。
ポメラニアンは協調性も高いため、多頭飼いを考えている方にもおすすめの犬種といえます。
きれい好きな一面もあるので室内での飼育もしやすく、遊び好きでやんちゃな一面も見せてくれるため飼い主を常に楽しませてくれます。
飼い方
飼い方としてはもちろん散歩も大切なことではありますが、ポメラニアンは小型犬ということもあり毎日散歩に連れていく必要はありません。
ですが家の中でボールを投げそれをとってきてもらうと、ちょっとした運動になるだけでなくポメラニアンとのコミュニケーションにもつながります。きちんとボールをとってきた時には、思いきり褒めてあげることも忘れてはいけません。
寿命
ポメラニアンの寿命は、平均的には12歳から16歳といわれています。
気をつけたい病気
他の犬種と比べると病気のリスクは低いといわれているポメラニアンにも、やはりかかりやすい病気はいくつかあります。
アロペシアエックスはポメラニアンに多い病気で、この病気になると体やしっぽの毛が抜け、毛の質感に変化が出てくるといった症状が出てくるのが特徴です。
気管虚脱は小型犬によく見られ、肥満や心臓病がきっかけになることもあります。
また、ポメラニアンは骨が細いのでちょっとした高さから飛び降りただけでも骨折してしまうことも珍しくありません。
価格相場
ポメラニアンの相場は、15万から30万円ほどといわれています。
ですが親犬や毛の色、年齢など様々な要因で値段が大きく変わるケースがあるのも事実です。特に親犬にショーの受賞歴のある場合は高くなります。
毛色では人気のオレンジやレッドのポメラニアンは高くなる傾向があり、珍しい毛色ではさらに価格にも反映されてきます。
親犬や毛色に関わらず生後60日までの子犬が一番高く、時間の経過とともに値段も安くなっていくようです。