ブンチョウ(文鳥)の特徴と飼い方

ブンチョウは、“スズメ目 カエデチョウ科 キンパラ属”の分類されるフィンチです。日本には、中国を経て江戸時代初期ごろ渡来したといわれています。野生では、お米を常食することから“ライスバード”とも呼ばれることがあります。

カラーは原色以外にも“桜・白・シナモン・シルバー・パイド”などが作出され、近年ではさらにバリエーションが増えてきています。比較的丈夫で育てやすい種類のため、昔から日本でのペットとしての人気はトップクラスです。ヒナから育てることによって、人に非常によくなついてくれることも大きな魅力です。

一般的には、相性が合った場合オス・メス関係なく仲良しになりますが、相性が合わない場合は激しいケンカをしてしまったり、嫌いな相手といることによって、大きなストレスを感じてしまいます。

このように、はっきりした相性がわからない場合、無理に複数同じケージで生活させることはやめましょう。様子を見ながら、気の合う鳥同士、もしくは1羽で飼育することをおすすめします。

ブンチョウの平均寿命は、7~8年といわれています。だだし、飼育状況や環境によっては最長18年以上生きたという例もあります。

ブンチョウ

目属科

スズメ目 カエデチョウ科 キンパラ属

改良地

インドネシア・オランダ・イギリスなど

体長

オス 約14cm
メス 約14cm

体重

オス 約25g
メス 約25g

寿命

7~8年 最長寿 18年

食事(野生下)

木の実・稲(米)など

食事(飼育下)

主食:フィンチ(文鳥)専用混合フード
副食:青米・野菜(小松菜・チンゲン菜など)

特徴

日本には、中国を経て江戸時代初期ごろ渡来したといわれている。野生では米を常食することから“ライスバード”とも呼ばれる。カラーは原色以外にも桜・白・シナモン・シルバー・パイドなどが作出され、近年ではさらにバリエーションが増えてきている。

性別は見た目で判断しにくい場合もあるが、一般的にオスはくちばしが太く濃い赤色をしており、メスはオスに比べて細めの薄い色をしている。オスはアイリング(目の縁取り部分)の色もはっきりした赤色、メスはピンク~白っぽい薄い色をしている。オス(成鳥)は跳ねるようにダンスをしながら澄んだ声でさえずる。

フィンチの中では比較的寒暖に強く、丈夫な種類といわれている。

なれやすさ

ヒナから飼育していくと非常によくなれ手のりになる。成鳥から飼育しても、時間をかけて徐々に接していくと手のりになる個体もいる。中には気の強い性格や好き嫌いのはっきりした性格もいるが、手のりは基本的には飼い主にベタなれしてくれる場合が多い。おしゃべりはしないが、音真似をする場合がある。

飼育のしやすさ

丈夫で飼育しやすいといえる。比較的寒暖に強いといわれているが、冬場の気温が低い時期はペットヒーターなどでの保温が必要。水浴びが好きなので、暖かい時期は水浴び用の容器を入れてあげるとよい。

複数飼育は気の合わない場合、性別問わず激しいケンカをすることがあるので、相性が合ったペア以外の同居は難しい。

おすすめ度

丈夫で飼育しやすく、手のりフィンチの代表である。見た目も美しく、ヒナから飼育すると非常によくなれるので、昔から手のり鳥としての人気が高い。インコなどに比べると鳴き声も静かなため、近隣への心配が少ないことも魅力である。

アドバイス

少々気の荒い個体もいるので、ペアリングするときのお見合いは慎重にすること。

ブンチョウ(文鳥)の特徴と飼い方

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