やんちゃなくせして寂しがり屋な一面も。ビーグルの特徴と飼い方

ビーグル

性格/歴史

ビーグルは古くからイギリスのスポーツとして行われていたウサギ狩りに使役してきた狩猟犬です。

ビーグルの豊富な体力と延々と鳴き続ける習性が狩猟に適し、イギリスでは14世紀ごろまで狩猟犬として活躍していました。以降はペットや検疫探知犬としてワーキングドック等の活躍をしています。

小型でありながら筋肉の引き締まった体つきをしており、活発でやんちゃな性格でありながらも従順で賢く調教しやすいのが特徴です。

アメリカ生まれの漫画「ピーナッツ」に登場するスヌーピーのモデルにもなっています。

魅力

ビーグル

ビーグルの魅力は無邪気で子供のようにやんちゃな一面とは裏腹に、寂しがりやの一面も見せ、その愛くるしい外見も手伝い放っておけない存在としての魅力があります。

非常に注意深い性格でありながらも、子供や見知らぬ人ともあっという間に打ち解けるフレンドリーさをもち、穏やかで素直な性格は家族の一員としてつねに笑顔をもたらしてくれます。

頑丈で病気にもかかりにくく、攻撃性があまり無いので争いを望まないのも魅力です。

飼い方

ビーグルは気温の変化に強い犬種です。しかし、非常に寂しがり屋の性格を持っていますので、室外飼育ではなく室内での飼育をおすすめします。

小型犬ではありますが狩猟犬であるため1日60分以上の運動を必要としています。定期的にドッグランに連れて行ったり、長いリードで走らせてあげるといいでしょう。

ブラッシングは2~3日に1回程度で十分で、トリミングの必要もありません。

寿命

ビーグルは丈夫で病気にかかるリスクも低いため、肥満などに気をつければ12歳から15歳まで生きられます。

気をつけたい病気

ビーグルは垂れ耳の犬種であり耳が蒸れやすいので、外耳炎などの病気にかかりやすい傾向がみられます。

胴が長い犬種でもあるので腰への負担がかかりやすく、肥満や骨の老化などから椎間板ヘルニアを発症する可能性が高いのも特徴です。椎間板ヘルニアは6歳頃に発症することが多く、そのころの年齢になると肥満の予防や激しい運動のしすぎに特に気をつける必要があります。

体重の増加では関節形成不全を引き起こす事もありますので注意しましょう。

価格相場

ビーグルの子犬の価格相場は10万円~20万円台です。はっきりした基準が設けられていないので血統や容姿、子犬の月例で価格が決まります。チャンピオン直子の血統などは人気があり価格が上昇します。

定番のトライカラーは15万円前後で購入が可能ですが、人気のレモン&ホワイトカラーは25万円前後になることも多くあります。

ブリーダーから直接購入の場合は、飼育環境や親犬の健康管理もきちんと行っているブリーダーかどうかを見極めてから購入しましょう。

やんちゃなくせして寂しがり屋な一面も。ビーグルの特徴と飼い方

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